出産前日のこと【40週1日】
子を産みました。
大きなおなかを引っさげ生活していると、しばしば初対面のおばさんに話しかけられた。聞いてもいないのに「わたしの時は…」と語り出された。
実際に産んでみて実感した。出産はどんなに安産だろうと、一人ひとりにとってそれだけドラマチックな体験なのだなと。わたしも将来しらない妊婦さんに話し出さずにはいられなくなってしまうのかもしれない。
現にこうして書こうとしてるし。
しばしお付き合い願います。
入院決定
予定日を1日過ぎたが、おしるしや破水、陣痛らしきものはない。
今日は検診。
診察前にノンストレステストを受け胎動、ベビーの心拍数、張りを確認する。これまでの検診ではほとんど張りが見られなかったが、今回は1度だけ見事な山を描いた。おなかにぱんぱんに空気を入れられていくような感覚。
ベビーは推定3700g。毎回大きいね(特に頭が)と言われていたけど、そろそろ生まれないと厳しいとのこと。
出産につながる陣痛がくる気配がないので、明日から入院して誘発分娩を行うことに決まった。
▼分娩誘発が必要な理由「児が大きい」・・・
そして誘発しても痛みがつかなければ帝王切開。
うっ・・・こわいぃぃい!
少しでも運動量を増やそうと普段よりももを高く上げ歩きながら、無性に不安で自然と涙が出てくる帰り道。
もう生きて帰れないかもくらいの気持ちになってくる。痛い、怖いのはもちろん、
これから夫は朝ひとりで起きてお昼はカップ麺を食べるのかぁ、、とか想像して勝手に心を痛める(夫はカップ麺だいすき)。
ただ、陣痛やら破水やらに気付ける自信が持てなかった私(たぶんそのときは嫌でもわかるんだろうけど)。
これって陣痛?ちがう?連絡するべきしないべき?
みたいな葛藤をせず、心の準備ができた状態で病院で管理してもらえるのはありがたいかも。
あと、平成30年10月20日ってキリがいい。簡潔だ。なんとしても明日産みたいぞ!
入院時の持ち物
そわそわしながら荷物をまとめる。
・印鑑
・母子手帳
・産褥ショーツ(履いてけばよかった)
・授乳ブラキャミソール
・100均のペットボトルにつけられるストロー(これは必需品!)
・タオル
・テニスボール
・手帳
・育児ダイアリー
・靴下
・洗面用具
・化粧ポーチ
・充電器
ざっとこんな感じのものを詰め込む。
子の肌着や洋服など退院グッズはまとめておいて後日母に持ってきてもらうことにした。
▼こんなのもあるのか・・・ちょっと和めるかも
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▼育児ダイアリー。入院中から活用。いいかんじ。
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こうして夜は更けた
そうそう前髪切っとこ・・・絶対写真とか撮るもんな。とちょきちょき。
やっといてよかった。
夫が帰宅。いつも通りに夕飯を食べ、コジコジを見て(うめばち姫の頭に花が咲いちゃった回)、マリービスケットサンドアイスを食べた。おいしい。でも夫の好みではなかった。
夫婦2人だけの日はこれが最後なのかもしれないのか、と思うと少ししんみりした。
悲しいことは何もないのだけれど、「これが最後」という響きはセンチメンタルな気分にさせるのだった。
そして次ここで食事をするときには親子3人になっているのか、と思うと、
嬉しいというか楽しみというか、
いやいや実感わかないよね・・・。
おなかが張ってきたので、陣痛促進のため夫とひたすらに踊り続けた。
ビーティッッ!
Michael Jackson - Beat It (Official Video)
She's a Bad Soul Train Mama Jama
楽しかった。
(つづく)