おひるねアートと、写真っていいよねという話
2回目の子育てサークルでは、はじめてのおひるねアートに挑戦。
新生児から着ている最低限の服をヘビロテしている息子。つんつるてんじゃない服を選んで着せる。ごめんね、そろそろ新しいの買おうね。
世の中にはおひるねアート協会なんてのがあるらしく、そこの人が準備をしてくれた。テーマはイースターで、色とりどりのたまごや蝶々、そして“EASTR”の文字。
・・・あれ?
なんと、Eを1つ忘れてしまったらしい。
おいっ。
雰囲気で読めますよね~とのことだが、私がきらきらインスタ系ママだったら大丈夫ですよ~☆なんて言いながら超根に持っちゃうな。恥ずかしすぎるでしょ。
息子を寝転がし、講師のひとに様々な小道具を駆使せてあやしてもらう。私は椅子の上に立ち、真上からとにかくシャッターを切り続ける。
お子につける用のうさ耳は、ぶかぶかかもしれないから置いてかぶってる風にしましょう~と説明があったが、お腹にいたころから頭のでかさに定評があった息子はしっかり装着できた。
最初は真顔だったものの、上手にあやしてもらってにこにこうさちゃんに。
いやぁ・・・こりゃかわいいわ。
あー、こういうのやればよかったかな。月齢フォトってやつ。
産前に夫が買ってくれたたぬきのぬいぐるみと並べて撮影するっていうのは毎月続けてはいるけれど。あのたぬき、意外と顔が大きくていまいち息子の成長がわかりにくいんだよな…。
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写真って、いいよね。
写真を撮っているとき、撮られているとき、
あぁ私は今思い出の中にいるんだなと思う。
後になって、あんなことあったなー、と見返したときの「あんなこと」の中にいる。お母さんにもこんな時があったんだねー、の「こんな」の中に。
もう戻ってこない、でも確かに存在した一瞬。
絵も好きだけど、意識したものしか描かれない。写真は意図せずともそこにあるものをバッと写すからおもしろい。
こんな服着てたなぁ。この壁紙なつかし!うしろのおじさんめっちゃ見てる!
などなど、写り込んじゃったもの達は写真の醍醐味だ。
話は変わるがもう少しでお引越し。
お世辞にもキレイとはいえない古いマンション。短期間で安く借りていて仮住まい的に思っていたものの、住んでみると結構良かった。
間取り的に食事をする席からはテレビがほぼ見えなかったけど、窓が大きく空がいっぱいに見えた。見晴らしが良く結婚式前夜には都内の花火大会が見えた。
冷蔵庫を開けると椅子に当たるほど狭かったけど、日もよく当たって冬の朝は起きると部屋が綺麗なオレンジに染まった。光に照らされて眠る息子を見ながらフルグラを食べている時間は幸せそのものだった(最近は某パン祭りに参加中のため毎朝ふんわり食パン)。
私は半年弱しか暮らさなかったけど、夫との生活をはじめた大切な場所だ。息子との生活もここからはじまった。ぜっったいに懐かしくなるに決まってるから、しかと目に焼き付けておきたい。どんな些細なことも忘れたくない。
たくさん写真を残そう。どうでもよさそなものこそ、あえて写り込ませて。