誰のあこがれにさまようなつやすみ【伊豆旅行3日目・旅の収穫】
すっかり芋栗のお菓子が私を誘惑する季節になってしまいました。残暑お見舞い申し上げます。いい加減伊豆旅行を完結させよう。
▼これまで。
最終日は体調良好。夜ステーキ残したからかな・・・
朝食の間、ペンションの方がぐずる息子を抱っこしてくれたのでのんびりごはんが食べられた。人見知りが始まった息子も、なるべく顔を見せないように抱っこしてもらったためかごきげんな様子。3人男の子を育てたベテラン母さん、さすがである。
私もいつかきっと赤ちゃん見るたびすごーくなつかしくなるんだろうな。
下田海中水族館で海の生き物に出会う
トンネルを抜けるとそこは下田海中水族館。何度も伊豆行ってる割にこういう動物系の主要な施設はスルーしがちだった我々。
▼昭和の南国感。味があるね。
まず迎えてくれるのは亀さん。
▼息子爆睡でガン無視。
ちなみに息子は海の仲間たちに溶け込めるようにホタテ柄のロンパースを着ています (オリジナル)。
桟橋を渡りアクアドームへ。
▼ウォーターボール、たのしそう!子供たちがコロコロ転がってました。
ドーム内の水槽でダイバーの餌付けショーが始まった。
息子もきらきら光る水やたくさんのおさかなを目で追っていた。大きな水槽だからベビーカーの低い目線からでも何かしら見えていいね。
▼エイくんがちらり。
▼あつまってきた~
▼口をぱくぱく、うつぼくん。
イルカのショーを見る。
▼動画撮ってたからこんなオフショット的な写真しかなかった。歯いっぱ〜い。
▼カワウソくん。近くでペンギンのショーをやっていたのでガラ空きだった。キュート。
▼アザラシのショーを見学。2頭のアザラシが次々芸を披露。賢いな~。
▼ペンギンのアップ。
正直もっと寂れた水族館かと思っていましたすいません。たのしかった。いろんな生き物たちの生態を知ることができて勉強になるね。ってその時は思ったんだけどなにを学んだっけね。昨日すったわさびのおろし金が鮫皮だってことは覚えた。
どんぶらこ石廊崎
いづみ食堂でお昼ごはん。お店の方が親切だという口コミがあるのでまちがいないだろう。
▼かき氷の種類が豊富。
▼情報量が多い店内。良い雰囲気!
迷ったあげく牛丼にしちゃった。夫はさざえラーメン。せっかくだからそれにすればよかったかな。海藻入りの汁物が美味でした。
あ、たしかにいい感じの奥さまでした。
▼紅しょうがが鮮やか。
さて、遊覧船に乗ることに。
受付で今日は波があるけど大丈夫かと聞かれる。息子もだけど、私も心配だぞ・・・
▼のりば。
▼カラフルなおしどりに乗り込む。
乗客は自分たちともう一組。
いや、揺れる揺れる揺れる。むりむりむり、私、パニック。
遠くを見ろって言われてもむり。だって船がすっごいななめってるの見えちゃうもの。
あそっか船が視界に入らなきゃいいのかと立ち上がり景色しか見えないところで揺れに合わせ大げさに動いていたらなんとか乗り切れた。
ふう・・・人少なくてよかった・・・かなり取り乱してしまった。
息子は夫の抱っこで落ち着いている。よかった。
夫は乗っている間は平気で、上陸したあと酔うタイプ。それはそれで気の毒だ。
▼ざっぱーん!
前半はそれどころじゃなかったけど、石廊崎のユニークな岩を見ることができました。
あとで調べて知ったけど、このみのかけ岩コースは天候がよくない場合のちょいガッカリコースだったぽい・・・。ヒリゾ海岸、見たかったな。
西伊豆を通って帰る
見出しの通り。ぐるっと西伊豆を通って帰ります。伊豆はただただ景色を見ているだけでたのしいな。
特に何もしていないけど堂ヶ島のセブンでアイスを買って食べた。
あー、
夕日が美しい堂ヶ島だけど、日の入りにはまだ早かった。
この頃顔出しパネルに顔を突っ込んでいる夫を遠目から撮影するのがマイブームです。いつの日か集めてフォトアルバムにしたいな。
旅の収穫
ここからは私の個人的な趣味。今回の旅でゲットしたコレクションを披露させてください。
スタンプたち
▼ぐらんぱるぽーと。
▼大室山リフト。お山の形のスタンプ。
▼河津七滝(うち三滝)。押すの下手すぎか。しかも七福神の似顔絵、なんで描いちゃったんだろこんなの。
下田市のマンホール
モノクロのは前に撮っていたけれど、郵便局近くでカラーのマンホール発見。
▼1853黒船来航!いやござったペリーさん、いまだに覚えている数少ない語呂合わせ。
下田郵便局の風景印
郵便局に寄ったのはこれを押してもらうためでした。せっかくの平日、ほんとはもっとめぐりたかったけど夫は別に集めてないからなぁ。いずれ息子も味方につけるぞ。
合わせる切手は水族館で会ったエイにしました。口がへの字でかわいい。
▼黒船と下田港。今さらだけど令和1年か〜ってかんじ。
出産してからなかなかできなかったので、久々に収集できて満足でした。
子どもに自分の趣味を押し付けたくはないと思いつつ、息子もこれらの趣味にはまったらいいなと考えずにはいられない。楽しみを分かち合いたいし、「子どもが好きでして・・・」みたいな顔して収集がはかどるにちがいない。
それにその地域のことが知れるから教育にもよろしいのですよ。たぶん。
▼しかるべき年頃になった息子にはこれを授けたい。
価格:648円 |
▼ちなみに私がスタンプ用に携帯しているのはこの情報カード。押し直せるし便利。
- ジャンル: ノート
- ショップ: 文具・文房具のKDM 楽天市場支店
- 価格: 410円
誰のあこがれにさまようか
こうしてじきに息子生まれてはじめての夏が終わるわけですが、当然彼はまだなにがなんだかわからないわけで、今後覚えているはずもない。
代わりといっちゃなんだが私がしっかり満喫させていただきました。
小さい頃、夏はよくわからないうちにきらっと輝いて通り過ぎてしまった。
今もぼんやりとした断片的な記憶がちらばってる。
旅行前に熟読したるるぶの野鳥のページ、大した荷物もないのに書くのがたのしかった持ち物リスト、姉妹おそろいのワンピースの柄、旅行用に録音したカセットテープ、たくさん歩いたあと食べたあんころ餅、具合が悪くなって唯一食べられたゼリーのきらめき・・・
私はもう子どもには戻れないけど、これからあの頃感じていたおぼろげなワクワクをじっくりかみしめながら再体験できると思うとたのしみ。きっと同じ場所でも違ったものが見える。見たくないものもあるかもしれないが。
なんだろう、もう一回あそべるドン!てかんじ。
ようし子どものためみたいな顔して自分もたくさんたのしむぞ。あ、虫捕りとかは勘弁ね。
歳を取るのも悪いことばかりじゃなさそうだなと思った夏でした。
夏が過ぎ風あざみ
誰のあこがれにさまよう?
きっと自分自身の遠い夏の面影を追ってさまよっている。
▼この夏夫のモノマネの上達ぶりは目を見張るものがあった。