はじめて話した言葉は何か?
息子ほたてくんは1歳3ヶ月。人対人のコミュニケーションが取れるようになってきているのを日々感じる。
こちらの話をよく聞いていて、文章の中から知っている単語に反応するようになった。急にパチパチ拍手し始めて、ああさっき言った「あくしゅ」が「はくしゅ」に聞こえたのか、とか。
もう、私が英語の歌を聴いてたまーに知ってる単語が頭に入ってくるくらいには聞き取れてるんだろな(もっとかな...)。
何を言ってもわからないだろうと見くびってはいけない。あんまりネガティブな言葉を使わないように心掛けなくては。
ほたてくんのおしゃべりも増えてきた。自分の口癖とか真似されるんだろうなあと思うとこれまた気が引き締まる思いだ。
はじめて話した言葉
そういえば、はじめて話した言葉はなんだっただろうか。忘れないうちに振り返りたい。
「マンマ」は万能
「あー」「うー」「ふっ」といった意味のない音ではなくて最初に発音できるようになったのは生後7か月頃、「マンマ」かな。
といっても、最初は「マンマンマン…」と区切れがない。ただ発音するのがたのしくてあそんでいる感じ。
それに「マンマ!」と指差すのは私だけじゃない。夫に向かって自信満々に「マンマ!!」と言うし、「バイバイ」は「マンマ〜!」、いないいないばあ!も「マンマ…マンマ…マー!」だ。最近は自分の思い通りにいかないと「マン!!」「マーン!!!」と怒る。
つまり万能すぎる。
「ワンワン」に認定!
はっきり音と意味がリンクしたのを確認できたのは、おそらく「ワンワン」が最初だ。
どこで覚えたのかは定かでないが、おそらく絵本。
犬が出てくるページだけとても気に入っていて、その前のページの段階で(くるぞくるぞ・・・!)と言わんばかりにテンションが上がっていた。
そこから、Eテレの番組『いないいないばあっ!』のキャラクター「ワンワン」を指さして「わんわん!」。
散歩中見つけた犬に「わんわん!」。
スーパーで買い物をしている時にも「わんわん!」。
ん?犬いるかな?と振り返ると、
たしかに犬や猫たちがキラキラした瞳でこちらを見つめている。
ペット用品コーナーだ。
ペットを飼った経験のない私には今まで縁がなく気付かなかった。スーパーの中でこんなに多くのわんわんにゃんにゃんが私に視線を送っていたことを。
▼わんわんは幅広い。
これもまたワンワン pic.twitter.com/zQBuN0DHWt
— なつめつな (@n2mt7) 2019年12月4日
『しましまぐるぐる』に学ぶ
ちなみにお気に入りの犬が出てくる絵本とは、名作『しましまぐるぐる』(絵・柏原晃夫)。 とにかくしましまのものとぐるぐるのものが交互に出てくる。生後3ヶ月ごろに買ったものの、絵本は全然好きじゃなさそうでこりゃダメだと思っていたが、そのうち何度も読ませられるお気に入りになった。
▼はっきりした色使いとカワイイおかお、こちらも楽しい気分になる。
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最初に興味を持ったのはわんわんだったが、他のページもだんだんと覚えていった。
まんまる
「まんまるすいか」というページ。得意な「マンマ」なので、ページを開くとすかさず「マンマ!」。
スーパーでスイカに向かって「マンマ!」て叫ばれたらちょっと恥ずかしいなあ。
ぐるぐる
この本のテーマであり、何度も出てくる「ぐるぐる」。
納豆を混ぜている時、お米をといでいる時にたどたどしい発音でぐるぐる言っている。時には自分の身体をまわしながら。
本ではぐるぐるしたもののイラストが載っているだけだが、そこからぐるぐるの概念を理解し、他の場面でも応用できるようになるのだなぁと感心する。
そしてなぜかボーダーの服を指さして「しましまだね」と言ってみても「ぐるぐる!」と返される。さ行難しいのかな?発音してるの聞いたことないかも。
あ〜たのし
最後に「あ〜たのし」というセリフがあるのだが、これを真似する息子のかわいいことよ。
どうしても
「あ〜てってってっ」
になっちゃう。イントネーションは完璧なんだけどね。
調子がいいと「あーてってってってってって…」ともう止まらない。惰性の「てっ」。
ポジティブな言葉なので、 これからも積極的に言わせていきたい。
その他頻出ワード
その他1歳3ヶ月のほたてくんが自ら口にする頻出ワードを紹介。
ねんね
「ねーんね」とぺたぺた寝室へと向かうが、その後すぐに寝てくれるとは限らない。
みみ
なんの脈絡もなく「みみ!」と言い出すのでおもしろい。手遊び歌『あたまかたひざぽん』で習得。
おはな・はっぱ
外に出れば至るところにあるのでかなり頻出。
テレビを見ていても出演者の背景にあるお花を見つけ「おはな!」と報告してくれる。
よく近所のホームセンターでお花見(売ってるお花や葉っぱを眺める行為)をしているのだが、今や店の前を通るだけでワクワク、抱っこ紐の中で奇声を上げバウンドを始める仕様になってしまった。
あーと
「ありがとう」のつもり。たぶん1日の中で最も使用頻度が高い。みんながモノを渡すと受け取った大人たちが「ありがとう」と言うので、モノを渡す行為を「ありがとう」と勘違いしている様子。
さらには「あーと!あーとあーとあーと!!」と絵本を押し付け読み聞かせを要求したり、食べ物を奪おうとしたりする。
使う前から釘を刺してくる「いつもきれいにご利用いただきありがとうございます」というトイレの貼り紙に似た、先回りの圧力を感じる。
伝えることのうれしさを
赤ちゃん言葉って苦手だった。
自分のキャラクター的にも言うのに抵抗があるし、いつかちゃんとした言葉を話せるようになるんだから必要もないと考えていた。
けど、たしかに発音しやすい音というのはあって、言えた!伝わった!という成功体験はもっと話したい!という意欲につながるのだろうなと思うようになった。
たとえば最近よく言う「むーん」。生まれたばかりの時から月の形をしたおもちゃがあったので、私は「おつきさま」とはよく言っていたのだが、ある日「ムーン」と教えてみたらほたてくんも月を指差して「むーん!むーん」連呼するようになった。
同じように話しかけていても、真似してみようとする言葉とそうじゃない言葉がある。言いにくい言葉もいずれ言えるようにはなるだろうけど、言えた時の達成感を今からたくさん感じてほしいな。
伝わるってうれしいよね!
あとほたてくんが伝えてくれると母としても非常にうれしいのだ。
▼スターも教えてみた。言えてる判定がだいぶ甘いが、言おうとしてるのは伝わるので良しとする。
うん。もうこの際別に日本語じゃなくていいね。
それに何を言っているのか全然わからないけれど息子はいろんな音を発している。文字には起こすのは難しい。あれを日本語の平坦な音にあてはめてしまうの、もったいないのでは?と思う。
だから結論としては、言いやすそうな言葉をどんどん声掛けしてみよう。日本語に限らず、英語でも、タイ語でも(知らないけど)、サンスクリット語(なぜか大学で講義受けてたな…)でも。
もちろん発語のスピードなんて人それぞれで、いっぱい溜め込んでからわーッとあふれ出す子もいる。まだ1人で歩けないほたてくんは今のところ運動よりおしゃべりのほうが興味がありそうなので、一緒にたのしく覚えていけたらいいな、という話でした。
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▼あー、おしりふきのフタ!
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▼かわいい~!!
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ちなみに私がはじめて話した言葉は何だったのだろう。
母に聞いてみた。
「なんだったかな~?」
…終了!
末っ子ってこうなりがちなのかしらね。